先週、三渓園に見学に行きました。園内は人の姿も多くなく、静かでした。大きな湖のほとりに沿って歩いていくと、レトロな日本家屋がありました。奥に行けば紅葉や小川などの景色が待っていました。日本の伝統的な着物を着て、結婚式の写真を撮っているカップルを見ました。少し古びた庭で着物がよく似合っていました。小雨が降っていましたが、違った景色も見られて楽しかったです。

　課外授業として、担当の先生のもと、クラスメイトと一緒に、三溪園に行きました。その日、いい天気が続き、日差しが強かったから、どこもきらきらと見えました。冬なのに、紅葉の名所として、三溪園にまだたくさんの紅葉が見えるというから、とても幸運でした。三年前からのコロナの態勢がまだ厳しいですが、紅葉は何も変わらず、季節に従って、のんびりと生きている姿に、なんだか安心させるものがありました。観光はもちろん、結婚の撮影も行われていて、とても賑やかでした。年齢を問わず、人々が満足されて、楽しそうに見えました。ちなみに、出入り口の近くに、ある黄色の猫がヒメツバキの下で横になって、日に当たっていて、見てるだけで気持ちがよくなりました。この課外授業を通じて、元気が出て、積もったストレスもなんとなく解消できて、本当に嬉しかったです。

　紅葉が美しい国と評価されている日本は秋ともなると、紅葉で町のあちこちが染まります。紅葉を見物する行楽「紅葉狩り」に出かける人が多くなります。私は日本に来てから、いつか紅葉をゆっくり見に行きたいを思っていましたが、なかなか機会がありませんでした。しかし、先生が私たちを「三渓園」という名所へ「紅葉狩り」に出かけに連れて行ってくれることになりました。ずっと日本の古いイメージに興味がある私は、すごく楽しみにしていました。横浜の三渓園は純日本式の大きな庭園で、園内には様々な日本式の伝統的な古建築が集まっています。調べた限りでは、有名な美術愛好者の「原三渓」によって創建されました。園内には階段があり、一番上に上がると紅葉した庭園を眼下に見ることができる上に、富士山の姿も見えます。ここは若いカップルからお年寄りの夫婦まで、恋人と二人で、ぶらぶらと散歩したり、ベンチでまったりとくつろいでみたり、存分に紅葉を楽しむこともできます。庭園の湖の湖面に映る秋の姿の紅葉と建物、きっと秋の季節にしか味わえない、穏やかなひと時を過ごすことができるだろうと思います。日本語学校が与えてくれたこの見学の機会に感謝します。日本の文化にますます興味が深くなりました。

　小雨の降るなか、学生たちは、初の課外授業、クラスメートと交流しながら、景色や歴史的建物を堪能していました。
私も3年ぶりに課外授業に行けて、新鮮な気持ちになり、楽しかったです。